有田市立保田中学校

概要

校長挨拶

本校は、和歌山県の中紀にあり、紀伊水道に面した有田市の中部に位置し、北にそびえる明神山麓の山田原、下中島地区、中央には清冽なる有田川が東西に貫流し、有田川の左岸に広がる平野部に、川上から星尾、辻堂、野地区、その南部の千田地区には、海に面した風光明媚な高田地区を含み、ほとんどの地区では有田みかんを産するみかん園が林立しています。
いずれの地域も主として農業を中心として発展してきたという歴史を持っています。
また、地域に根ざして発展してきた香取線香産業は、今でも地域の歴史的誇りと共に大いに地域産業発展に貢献しています。
さて、我が国の教育をめぐる諸情勢の変化にかんがみ、改めて教育の基本を確立し、その振興を図るため、普遍的な理念は大切にしながら、今日重要と考える理念等を明確にするため教育基本法の改正がおこなわれ、学校教育法も一部改正がなされました。
その一部改正では、新たに義務教育の目標が示され、小学校では必要な程度を、中学校ではその目標を達成するよう行われるものとするとされています。9年間の義務教育期間で子どもをどう育てるのかが問われているのです。
小学校の責任、中学校の責任ではなく、小・中学校が協力し、9年間を見据えた教育が今必要だと考えます。
本校では和歌山県教育委員会の研究指定を受け、小中一貫教育モデル校として「授業を土台とした学校づくり」を研究主題に、小・中学校の教職員が全員兼務発令を受け、子どもたちに義務教育9年間をかけて確かな学力を育成するための指導方法や教職員の指導力向上を図る取組を推進してきました。
授業を中心とした学習面では一定の成果を上げつつありますが、研究の過程で人間関係や集団の一員としての役割や責任、人間としての生き方など、道徳性に課題があることが明確になってきました。
そこで、今年度からは文部科学省の指定を受け、
①伝え合う力、かかわる力をはぐくむ道徳教育。
②共感する力や思いやりの心、協力し合う態度を育て、集団や社会の一員としての自覚と責任をはぐくむ道徳教育。
③体験活動及び特別活動をはじめとした各教科と道徳の時間との関連的指導の工夫
④学校段階間、異校種間の連携体制の在り方。を研究課題として、従前取り組んできた小中一貫教育のノウハウを活用し、小中学校の全教職員が協力し、義務教育9年間で子どもたちに豊かな心や確かな学力等、真に生きる力を身につける取組を進めています。

今後とも皆様方のご指導を賜りますようお願い申し上げます。

校歌

1.花橘の香も清き
  朝をここに集い来て
  真理の道を究めつつ
  正義の鐘をうちならす
  ああ我が保田中学校

2.白雲なびく明神の
  嶺を仰ぎてともどもに
  自治の花園拓きつつ
  自由の鐘をうちならす
  ああ我が保田中学校

3.有田の流れ夕映えて
  理想の星の輝けば
  文化の燭りかかげつつ
  平和の鐘をうちならす
  ああ我が保田中学校

行事

4月 始業式
対面式
部活発会式
授業参観
5月 家庭訪問
意見発表会
体育大会
6月 中間テスト
7月 有田地方総合体育大会
3年生三者面談
8月
9月 自然教室
10月 中間テスト
修学旅行
職場体験
有田地方新人大会
11月 保田祭
12月 期末テスト
三者面談
マラソン大会
1月 有田地方駅伝大会
3年期末テスト
2月 1・2年期末テスト
3月 卒業式
高校入試
修了式

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